
Screenshot-to-Figma とは何か
Screenshot-to-Figma(別名 image to Figma)は、フラットな PNG、JPG、WebP を編集可能な Figma レイヤーに変換するAI機能です。つまり、単にスクリーンショットをFrameの中に貼るのではなく、実際に編集できる構造化されたFigmaファイルを作ることが目的です。
Codia Screenshot to Figma を使うと、スクリーンショットや UI 画像を編集可能な Figma レイヤーに変換し、再設計、比較、引き継ぎに進めます。
Codia AI は、きれいなフルスクリーンであればおよそ10秒でこの変換を行います。出力は実際のフレーム、実際のテキストレイヤー、実際のコンポーネント、デザイントークンで構成されるため、デザイナーは手作業でトレースする代わりに、タイポグラフィ、余白、色、コンポーネント階層を確認できます。
このガイドでは、用途別のコツ、4ツール比較、無料版とPro版の違い、最もよくある品質上の不満とその回避策、完全なレビュー用チェックリスト、そして screenshot-to-Figma を Cursor + Figma MCP のワークフローに組み込む方法まで扱います。
何を変換できるか
同じワークフローは、さまざまな画面に適用できます。
再構築のステップでは、Codia Screenshot to Figma で参照画像を編集可能なレイヤーに変換してからデザインを調整できます。
- モバイルアプリ画面 - iOS と Android、ライトモード / ダークモード
- iPhone のスクリーンショット - 実機やシミュレータから取得した画像
- SaaS ダッシュボード - サイドバー、グラフ、テーブルを含む情報密度の高いページ
- ランディングページ - ヒーロー、特徴、料金、口コミを含むマーケティングセクション
- Eコマースの商品ページ - PDP、カート、チェックアウト
- ワイヤーフレームとスケッチ - ラフな白黒のワイヤーフレーム画像
- レガシーUI - 元のデザインファイルがない画面
- クライアントから共有された参考画像 - PNG、JPG、WebP
最適なのは、切り抜かれておらず、鮮明で、フル解像度かつテキストが読みやすい画像です。圧縮されたサムネイル、ノートPC画面の写真、アニメーションGIFの1フレームは、タイポグラフィやアイコンの復元を難しくします。
ステップごとのワークフロー
- きれいな画像を取得またはアップロード する。
- 対象UIだけが残るようにトリミング する。ブラウザのUI、チャットウィジェット、OSバー、オーバーレイは取り除く。
- 変換を実行 する。AIがレイアウト、テキスト、色、アイコン、コンポーネント階層を解析する。
- 生成された Figma ファイルを開く。
- レイヤーツリー、テキスト、色、アイコン、余白をレビュー する(下のチェックリスト参照)。
- 重要なフレームはリネームし、必要ならコンポーネント化 してから引き渡す。
最初の編集可能な下書きは数秒で出ます。デザイナーの時間は、再構築ではなく判断に移ります。階層の整理、レイアウトの調整、プロダクトに合わせた仕上げが主な作業になります。
無料版とPro版: どちらが必要か
多くの screenshot-to-Figma ツール(Codia も含む)は、無料版と有料版を提供しています。率直に言うと次のような違いです。
| 必要なこと | 無料版で十分 | Pro版が有効 |
|---|---|---|
| 月1〜3画面を個人学習や軽い用途で変換 | ✅ | |
| 画質や精度が自分の業務に合うか試したい | ✅ | |
| 毎日のデザイン業務、月10画面以上 | ✅ | |
| ウォーターマークなしのフルスクリーン書き出し | ✅ | |
| 高解像度 / モバイルRetina ソース | ✅ | |
| 一括処理 / API での移行 | ✅(または Visual Struct API を使用) | |
| 優先キュー / 高速処理 | ✅ | |
| チーム席と共有クレジット | ✅ | |
| 変換時のブランドシステムマッピング | ✅ |
Codia の無料版は、学習してたまに使うには十分です。毎週スクリーンを変換するチームや移行プロジェクトを走らせる場合は、Pro版を前提に考えるべきです。
「ボタンが平坦な画像になる」問題と対策
AI の screenshot-to-Figma で最もよくある不満は、見た目は合っているのに、ボタンが編集可能なコンポーネントではなく平坦な画像になってしまう ことです。主な原因は3つあります。
1. 元画像がスクリーンショットのスクリーンショットだった。 再エンコードされた JPG は、AI がインタラクティブ要素を検出するためのシャープなエッジを失います。新しく取得した、劣化のない PNG を使ってください。
2. ボタンのスタイルが複雑で、AI が分解できなかった。 強いグラデーション、特殊なシャドウ、標準外のサイズは、ボタンを認識閾値の下に落とします。対策としては、ボタンだけを小さめの余白付きで切り出して変換し、その結果をメインファイルにコンポーネントとして貼り戻します。
3. ボタンがテキストや画像と重なっていた。 重なりは分離が最も難しいです。CTA がきれいな背景の上に来る状態までスクロールして、重なりのないスクリーンショットを取り直してください。
もしボタンが平坦な図形に変換されてしまったら、仕上げ前に Codia の "vectorize" オプションをアイコンやボタンに使うこともできます。常に100%ではありませんが、ボタン単体なら十分なことが多いです。
用途別のコツ
モバイルアプリ画面(iOS / Android ネイティブ)
- ステータスバーやホームインジケーターが必要ないなら、含めずにアップロードする。
- iOS と Android では既定のフォントスタックが異なるため、フォント置換はある程度想定し、レビュー時に近いブランドフォントへ寄せる。
- タブバー、セグメントコントロール、ボトムシートは、たいていグループとして変換される。再利用のために自分でコンポーネント化するとよい。
- ダークモード参照では、レビュー前にフレームの塗りを暗いサーフェス色にしてコントラストを確認する。
iPhone のスクリーンショットを Figma にする場合
iPhone のスクリーンショットは特に人気のある入力です。すぐ使えるポイントは次のとおりです。
- 実機(サイドボタン + 音量上)またはシミュレータから取得する。どちらも適切なピクセル密度のきれいな PNG を出せます。
- 角丸マスクが不要なら切り落とす。Figma 側のフレームがすっきりします。
- SwiftUI ベースのデザインなら、後で Figma to Code を使うときに SwiftUI の View と整合しやすいよう、生成されたコンポーネント名を PascalCase にする。
SaaS ダッシュボード
- サイドバーとヘッダーは複数ページで繰り返されるので、まず1画面を変換し、次にそのクローム部分をコンポーネント化する。
- 行数の多いテーブルは、密集した表全体を渡すより、代表行を1つはっきり見せたほうがうまく変換される。
- グラフはスタイル付きの図形やグループとして再構築される。編集可能なチャート仕様が必要なら、後でデザインシステムのコンポーネントで作り直す前提で考える。
- 情報密度の高いグリッドは、列の整列を丁寧に確認する。
ランディングページ
- 長いページでは、ヒーロー、特徴、料金、FAQ、フッターなどをセクションごとに分けて変換する。セクション単位のほうが Auto Layout の構造がきれいになります。
- 料金表は、比較表だけを中央に寄せて狭く切り出すと精度が上がる。
- ヒーローイラストや抽象的なグラデーション背景はラスター画像のまま入ることがある。チームが後から調整したいなら、編集可能なベクターやデザインシステム資産に置き換える。
Eコマースの商品ページ
- 商品ギャラリーは画像プレースホルダーとして再構築される。変換後に実際の商品写真へ差し替える。
- バリアント選択、サイズ選択、数量ステッパーは、すぐにコンポーネント化する候補として適している。
- 信頼バッジ、決済手段の帯、レビュー抜粋は OCR 精度の確認が必要。小さい文字やブランド固有の記号に注意する。
ワイヤーフレームとスケッチ
- ワイヤーフレームは、編集可能なテキストを持つ黒白のきれいなFigmaフレームになる。見た目のデザイン前にUI反復を素早く回すのに便利です。
- 平らな場所で撮影された手描きスケッチ(十分な照明、影が少ないもの)も変換できる。デジタルワイヤーフレームよりは多めの調整が必要です。
レガシーUI移行
- すべての画面を変換しない。まず代表的な画面を選ぶ。たとえばダッシュボード、設定、空状態、オンボーディング、チェックアウト、主要導線などです。
- そこからタイポグラフィスケール、ブランドカラー、コンポーネントライブラリを作り、残りを一括変換する。
- レガシーライブラリに数百画面あるなら、バッチ処理には Visual Struct API を使う。
ツール比較: Codia vs Image.to.design vs Banani vs Refore
スクリーンショットを Figma に変換するときに多くの人が検討する4ツールを、実用面で比較するとこうなります。
| Codia AI | image.to.design | Banani | Refore | |
|---|---|---|---|---|
| 強み | UIを理解した変換、HTML/CSS/PSD/PDF/screenshot 対応、バッチAPI | Auto Layout 出力が強い、幅広い形式に対応 | Auto Layout 優先の出力、洗練されたUX | ピクセル忠実度重視のベクタライゼーション |
| 向いている用途 | UIスクリーンショット、バッチ移行、下流のコード連携 | Figma 内だけで完結したいデザイナー | 軽量な日常変換 | ベクターの忠実性を最優先する作業 |
| API / バッチ | ✅ Visual Struct API、1,000枚/バッチ | 限定的 | 限定的 | なし |
| Figma以外への出力 | Figma + PSD + Sketch + JSON + code | Figma のみ | Figma のみ | Figma のみ |
| MCP / エージェント連携 | Visual Struct API を AI エージェントに利用可能 | なし | なし | なし |
| 無料版 | あり | あり(クレジット制) | あり | あり |
どれを選ぶかの目安は次のとおりです。Codia は、成果物がコード、バッチ処理、または Figma 以外の出力へ流れる場合に向いています。image.to.design や Banani は、Figma 内だけで完結するデザイン作業向きです。Refore は、編集可能性よりもベクターの忠実性が重要なときに向いています。
スクリーンショットから Figma への詳細比較は、Codia vs image.to.design: Detailed Comparison for Screenshot-to-Figma を参照してください。
Cursor + Figma MCP と組み合わせる
AI コーディングエージェント(Cursor、Claude Code、Windsurf、Codex)でデザインからUIを作るなら、screenshot-to-Figma は最初の欠けている一歩です。流れは次のとおりです。
- 参照をスクリーンショット化 する。競合ページ、インスピレーション、既存の本番画面など。
- Codia で Figma に変換 する。参照が実際の Frames、実際の Auto Layout、実際の Variables、実際のコンポーネントになる。
- Figma MCP サーバーをエディタに接続 する(Cursor / Claude Code / Windsurf)。
- Codia で生成した Figma ファイルをプロンプトで参照 する。「このダッシュボードをデザインシステムに合わせてそのまま作って」と伝える。MCP サーバーは、平坦なスクリーンショットではなく、構造化されたレイアウトデータ、変数定義、コンポーネント参照をエージェントに渡す。
- コード側で反復 する。
この方法が機能する理由は、Figma MCP がクリーンなコードを出すために 構造化された意味的デザインデータ を必要とするからです。チャットに単なるスクリーンショットを放り込んでも、エージェントにとっては情報がほとんどありません。Codia で生成した Figma ファイルなら、MCP サーバーが扱うための構造を持っています。
この流れを段階的に追いたい場合は、Screenshot to Figma with Cursor and the Figma MCP Server を参照してください。
ローカルホスト、認証必須、非公開ソース
すべてのUIが公開URLにあるとは限りません。以下のようなものにも使えます。
- localhost の開発ページ: スクリーンショットを撮って Codia に通す。スクリーンショットは万能なソースです。
- 認証配下の画面: ログインしてキャプチャし、変換する。HTML/CSS の忠実度が必要なら、HTML to Figma も非公開ビルドで使えます。
- 社内ツール: 同じ流れです。スクリーンショットできるものは変換できます。
変換後に確認すること - 完全品質チェックリスト
出力は、完成品ではなく「よくできた編集可能な下書き」として扱ってください。引き渡し前に次のチェックを通します。
テキスト
- 重要なテキストレイヤーはすべて編集可能か
- 改行は正しいか
- 句読点、大小文字、数字は正しいか
- OCR が似た文字を取り違えていないか(O と 0、l と I、rn と m など)
- フォント置換はプロダクトに合っているか
レイアウト
- 主要なコンテナは正しくグループ化されているか
- カード、リスト、行の整列は揃っているか
- 繰り返し要素の間隔は一貫しているか
- グリッドと列は維持されているか
- オーバーレイ、ブラウザUI、OSバー、無関係な領域は削除されているか
アセット
- アイコンはベクター化されているか、差し替えやすいか
- 画像は正しく切り取られているか
- シャドウとマスクは妥当か
- ブランドカラーはデザインシステムに十分近いか。ずれているならデザイントークンに置き換える
- 装飾要素は機能UIと別にグループ化されているか
コンポーネント
繰り返し要素は Figma コンポーネントに変換する。これが長期的に使えるファイルにする鍵です。
- ボタン(デフォルト、ホバー、無効など全状態)
- フォームフィールド(input、textarea、select)
- カード
- ナビゲーション項目
- テーブル行
- リスト項目
- バッジとタグ
- アバターとアイコンボタン
レスポンシブ
- ブレークポイントをまたいで拡張が必要なフレームは、Auto Layout を再構築する
- テキストと画像のレイヤーが Auto Layout コンテナ内で正しく制約されているか確認する
- レスポンシブ前提なら、1つのブレークポイントを変換して Auto Layout を整え、複製して調整する。毎回別々に変換し直すより効率的です
よくある落とし穴
ピクセル完全一致を期待しすぎる。 AI 変換は、きれいな入力ならおよそ85〜95% まで到達します。最後の詰めは、追加の変換ではなくデザイン判断です。
OCR レビューを飛ばす。 数字、日付、ラベルは最も間違いやすい部分です。必ず見直してください。
巨大なスクリーンショットを1枚で変換する。 長いランディングページや縦に長いダッシュボードは、論理的なセクションに分けてからアップロードしたほうがよいです。
コンポーネント化を忘れる。 変換しただけでコンポーネント化しないファイルは、1画面では便利でも、2画面目からチームの速度を落とします。
ソース選びを間違える。 画面写真、強く圧縮されたスクリーンショット、アニメーションGIFのフレームは、きれいな PNG エクスポートより精度が落ちます。
プラグインとAPI: どちらを使うべきか
Codia の Figma プラグインを使うべきケース は、日常的なデザイン作業で、数画面ずつ変換し、そのまま Figma 内で編集を続けたいときです。Figma Community から Codia AI Design: Screenshot to Editable Figma Design をインストールします。
Visual Struct API を使うべきケース は、バッチ処理です。たとえば競合UIのカタログ化、レガシー移行、自動 QA、あるいはスクリーンショットを下流の design-to-code ワークフローへ流す場合です。API は、ツール側で扱える構造化 JSON を返します。バッチエンドポイントは一度に最大1,000枚を処理できます。
多くのチームにとっての答えは、「デザイン作業はプラグイン、移行プロジェクトは API」です。
FAQ
どんなスクリーンショットでも Figma に変換できますか?
多くの鮮明な UI スクリーンショットは、十分に使える編集可能なFigma下書きになります。ぼやけた画像、低解像度のサムネイル、実物の画面写真、激しくアニメーションするUIは、変換後に手作業の調整が多くなります。
"image to Figma" は "screenshot to Figma" と同じですか?
はい、ほぼ同じ意味で使われます。image to Figma はより広い表現で、あらゆる画像入力を含みます。screenshot to Figma は UI のキャプチャを特に指します。Codia はどちらも同じワークフローで扱います。
screenshot to Figma でテキストは保持されますか?
はい。ワークフローは OCR を使って、可能な限り編集可能なテキストを復元します。結果を使う前に、綴り、改行、フォント置換を必ず確認してください。
ボタンが平坦な画像になったのはなぜですか?
たいていは、元画像が再エンコードされていた、ボタンのスタイルが特殊だった、あるいはボタンが他の要素と重なっていたことが原因です。上の専用セクションで対策を確認してください。Codia の vectorize オプションで平坦な領域を再トレースすることもできます。
出力はピクセル完全一致ですか?
いいえ。それが目的ではありません。目的は、きれいな構造、実テキスト、再利用可能なコンポーネントを持つ、実用的な編集ベースを作って、手作業の再構築を省くことです。
screenshot to Figma は無料ですか?
Codia は、たまに使う用途をカバーする無料版を提供しています。毎日の重い利用やチーム運用には有料プランがあります。上の無料版とPro版のセクションを参照してください。
Figma プラグインはありますか?
はい。 Codia AI Design: Screenshot to Editable Figma Design を Figma に直接インストールできます。
変換したファイルをコード生成に使えますか?
はい。まず Figma の構造を整えてください。適切にコンポーネント化され、命名され、Auto Layout が整った Figma ファイルのほうが、design-to-code の出力はずっと良くなります。 Figma to Code を参照してください。AI エージェントのワークフローなら、Screenshot to Figma with Cursor and the Figma MCP Server も見てください。
screenshot から直接 code に行くのはどうですか?
最終目標が Figma ではなく code なら、Screenshot to Code を参照してください。
Codia は image.to.design、Banani、Refore と比べてどうですか?
上の比較表と、専用の Codia vs image.to.design の詳細解説を参照してください。
関連ガイド
- Codia vs image.to.design: Detailed Comparison for Screenshot-to-Figma
- Screenshot to Figma with Cursor and the Figma MCP Server
- Screenshot to Figma for Redesign: Rebuild Existing UI Without Starting Over
- Screenshot to Code: Turn UI Images into React, HTML, or Tailwind
- Website to Figma: Convert Web Pages into Editable Design Files
- HTML to Figma: Convert HTML, CSS, and Source Code into Editable Figma Designs
- Visual Struct API: Convert UI Screenshots into Structured JSON